今回はfigmaから『ワンパンマン』の主人公である「サイタマ」をレビューして行きます。
発売は約3年前で「№310」です。ちなみに最近発売したジェノスは「№455」です。
海賊版(偽物)が出回っているみたいなので、購入の際はくれぐれもご注意下さい。
発売日 | 2017年2月 |
レビュー日 | 2020年5月10日 |
定価 | 5556円+税 |
メーカー | グットスマイルカンパニー |
販売方法 | 一般販売 |
作品名 | 『ワンパンマン』 |
パッケージ
いつも通りのウィンドウパッケージです。
ブリスター。マントにビニールが被せてあったり、胴体とマントの間に緩衝材があったりと、さすが国内メーカーだけあって丁寧に梱包されています。
全身
ヒーロースーツでの立体化。シンプルながら違和感のないシルエットで造形されています。台座を使わなくても、頑張れば自立が可能です。
マント。首元のパーツは軟質素材で出来ています。2つに分かれる様になっていて、先端がが少し内側に返っている形状です。
なびいている造形も素晴らしく、影の所には薄くシャドウが吹いてあります。
関節はこんな感じです。背中の台座用の穴にマントを貫通させて固定します。
マント固定用のピンが付属しているので、
2パターンでマント固定する事が可能です。
通常顔。日常シーンなどでよく使われる表情です。シンプルながら、見事に再現されています。分かりにくいですが、目のふちは灰色になってます。
マジ顔。戦闘シーンなどで見る、シャープでキリッとした表情です。叫んでいる表情で、口内もきちんと造形、塗装されています。
どちらも再現度が高いのですが、頭部の大きさが一回りぐらい違うので、
マント無しで頭部を付け替えると、マジ顔の方が体型とあって無くて、少し違和感があります。
チャックやベルトの装飾など綺麗に塗装されています。
後ろ。シンプルですが、細かく服のシワが造形されているので、安っぽくは無いです。
ブーツも劇中通り造形されています。
付属品
付属一覧。
腕組みパーツ。2つのパーツで出来ていて、ダボで固定出来ます。
既存の腕を根元がら外し、腕組みパーツの縮小防止用のピンを取り、腕組みパーツを取り付けると、
こんな感じです。figmaジョイントなので、つける時も外す時も、緩すぎず、硬すぎず、ストレス無く交換出来ます。これが地味の有り難い!
ハンドパーツと予備関節。計7つ付属しています。
湯呑み。ヒーロー協会のマークがプリントされています。お茶は別パーツで出来ているので取り外す事が可能です。
可動範囲
ボールジョイント?(首元)+軸ロール+ヒンジ+ボールジョイントで良い動きます。
肘はシングルジョイントで、肩の付け根はボールジョイント+ヒンジ+軸ロールです。水平方向よく動きますが、内側への可動はあまり動きません。
腰のボールジョイントと胸のボールジョイント(下)+ヒンジ+軸ロール(上)で良く動きます。軸が斜め後ろに挿してあるので、前屈の可動範囲が広いです。
腰、胸どちらでも一回転が可能です。腰の関節のステルス性が素晴らしいです。
付け根はボールジョイント+軸ロールで、膝はシングルジョイントです。
開脚も平均的です。
ヒンジ+軸ロールと爪先の可動で、良く動きます。
マントの可動範囲。外側に全開でこのぐらい。
内側はこのぐらい(右)です。
前後に動きます。前は結構行きますが、後ろはこれが限界です。今の所、へたりなども無く、きちんと保持しています。
ポージング
サイタマ:「趣味でヒーローをやっている者だ」
比較
腰すっぽ抜けジェノスと比較。
同じfigmaシリーズだけ合ってはバッチリです。
感想
良かった点
・腕組みパーツが付属
・2パターンでマントを固定出来る
・マントがオフ状態が可能
気になった点
・マントが二分割されている。
手を加えたい点
・布製のマントを作りたい
造形、塗装、付属品どれも満足です。
が、3年前の商品なので、可動は最近の物より動かないです。(当たり前ですが)
良かった点。まずは付属品に「お茶」や「腕組みパーツ」あるので、プレイバリューは高いと感じました。
あとはマントが2パターンで固定出来たり、外した状態が綺麗に再現出来るのが良かったです。
ただマントは二分割で可動するので、動かすと隙間が目立ちます。また造形上後ろに全然行きません。
個人的に布製のマントが好きなので、いつか作ってみたいです。
可動フィギュアのマントは鬼門中の鬼門なので、造形上しょうがない部分があるので、好みが分かれる所ですね。
出来は普通に良いので、ワンパンマンが好き方にはオススメです。
タツマキ、バング、音速のソニック、ガロウ、とかもいつか出てほしいですね。
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