今回はS.H.Figuartsからブラックパンサー-キング・オブ・ワカンダ-(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)をレビューして行きます。 こちらは2018年9月に発売されたブラックパンサー(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)のリペイント(発光)バージョンになります。また今回は初めて「ティチャラの素顔パーツ」が付属します。
発売日 2020年2月21日
レビュー日 2020年2月25日
定価 6600円
メーカー バンダイ
販売方法 魂ウェブ商店限定受注
パッケージ
S.H.Figuarts「インフィニティー・ウォー」シリーズ共通のパッケージデザインです。黒一色で正面にはイラストが載っています。
ブリスター。 主な商品内容 ・本体 ・交換用手首左右各3種 ・交換用素面頭部1種 主な商品素材ABS、PVC
全身
劇中と比べると筋肉量が増えて、体の凹凸がはっきりとしていています。特徴的な光も上手く再現されています。
クリックで拡大してご覧頂けます。 デジタル彩色技術が使われています。非常に細かくプリントされており、リアリティがあります。 似てるかと言われれば、微妙ですね。




後頭部の文字もきちんと造形で再現されています。塗装も綺麗です。
前面。筋肉の造形もいい感じですね。
背中。表面のディテェールも造形で再現されています。
腰。仕様なのかわかりませんが全体的に塗装がはみ出ていました。
足。こちらもきちんと再現されています。
付属品
一番左は力を入れている開き手で、真ん中が左と同じ形で爪が伸びています。一番右はただの開き手です。
爪が伸びているだけでだいぶ印象が変わります。
可動範囲
腰の捻りが皆無なのと肘と膝の可動域が狭いのが気になりました。
ポージング
比較
今回はMAFEXの「ブラックパンサー」と比較していきます。 全身。アーツの方がやや大きいです。
頭部。こちらもアーツ(左)の方が大きいです。どちらもデジタルプリント施されています。
頭部パーツをすげ替えてみました。アーツの首が大きくて全く合わないです。マフェボディとアーツヘッドは少し顔が大きいですが、ティッシュなどを詰めてたら、いい感じなるかも知れません。
胸板の厚さが全然違いますね。
腕はMAFEXの方が長いです。
脚もアーツの方が筋肉質です。
感想
良かった点
・初の「ティ・チャラ」素顔パーツが付属
・手触り、質感が良い
・ムッキムキの筋肉
気になった点
・劇中と全く違う体格
・肘膝の可動域が狭い
・付属品が少ない
一言で言うとコレクター向けの商品だと思いました。
まずは良かった所、これはやはりアーツでは初めての「ティ・チャラ」の素顔ヘッドです。個人的には似てると思いませんでしたが、デジタル彩色技術が使われており、丁寧に作られていました。
また全身のディテェールや塗装は流石アーツと言った感じです。
気になった点としては体格が違うのと可動範囲が狭い所。これはリカラーなのでしょうがないです。
これは良かった所であり、気になった所なのですが、劇中と違いムキムキのマッチョになっています。カッコいいですが、やはり劇中と違うのは好みが分かれる所だと思います。
ブラックパンサーはフィギュア化に恵まれていて、同サイズだとマーベルレジェンドやMAFEXからも出ています。今から集めるなら個人的にはそちらをオススメしたいです。